【今さら聞けない、ピザ疑問】サラミとカルパスの違いって?

冷凍ピザの上にタップリ載っていると、思わずニンマリしてしまうのが珍味サラミ。
口の中に放りこむと、ザ・肉というべきパワフルな旨味と風味が広がります。
見た目の色合いや肉感がとても良く似ているのが、お子さんのおやつとしてもお馴染みのカルパス。
サラミとカルパスはどう違うのか、今さら聞きにくい疑問を調べてみました。

お祝いごとに欠かせない、イタリアのサラミ

イタリアでは古代ローマ時代から、サラミが食べられていた…といわれるほど古くからお肉の加工技術が進んでいた国。
物々交換が当たり前だった時代、マネーの代わりにサラミや生ハムなどの加工肉が用いられていた歴史もあるくらい、イタリア人にとってお肉は大切なものとなっていました。
現在でも近所の方を集めてのホームパーティ、地域のイベントや家族の集まりには、必ずといってよいほど食卓にのぼっているのがサラミです。
サラミとトマトのピザ、サラミのグラタン・盛り合わせなど、その料理方法も実にさまざま。
肉の旨味と塩気が凝縮しているため、どんなメニューとも組み合わせても美味しさが広がります。

・サラミの原料は、豚のひき肉
「サラミって何のお肉から作られているの?」
薄くスライスされた肉を見るたび、そうハテナマークが浮かんだ方もいるのでは…?
一般的なサラミは、豚のひき肉から作られています。
最近では改良が進み、豚のひき肉に牛のひき肉を混ぜた合いびき肉が使用される場合も。
牛を入れると、より濃厚な味わいになります。
ひき肉にニンニク・セージ・胡椒などが合わさり、最後には味の決め手となる塩もたっぷり。
実はイタリア語のサラミは、塩を意味するsaleがなまった言葉。
そのくらい「サラミと塩」は、切っても切れない濃密な関係になっています。
腸詰めされた肉は、数日間乾燥させ熟していきます。
老舗の肉店では、熟成にかける日数はなんと80日。
ツブツブの食感が嬉しいサラミには、老舗職人の汗と涙の結晶がこめられているのです。

おつまみのカルパス、実はロシア生まれだった?

カルパスと聞くと小さなお子さんが手に持っている、棒のようなソーセージをイメージされる方も多いのでは…?
もともとカルパスは、ロシア由来の食べ物。
ロシアの言葉「カラウバーサー」がなまって、発祥したものといわれています。
20世紀の初めころ、ロシア革命の影響から日本には多くのロシアからのお客さんがやって来ました。
ボルシチやビーフストロガノフといったお洒落な料理も、この頃日本に伝えられたもの。
とある店で出されていたロシア系ソーセージにヒントを得て、とある企業が商品化。
サラミと比べてパリっとかじり易く食べやすいカルパスは、ビールや日本酒のお供に・お子さんのおやつとして、瞬く間に日本中に浸透していきました。

・カルパスの原料は豚と鶏のひき肉
カルパスとサラミが決定的に違うのは、肉の種類。
カルパスは豚肉と鶏肉のひき肉をベストなバランスで混ぜ、長期間乾燥させて作られています。
肉には臭みを抑えるための黒コショウなどの香辛料、食感を豊かにするゼラチンやラードなどの水分や脂肪分も加えられています。
工房によっては肉を乾燥させたあと、数時間燻製させているため、思ったよりも手間暇かかっている商品。
ラードが入っているためサラミと比べて全体の水分量が多く、もちっとした食感になっています。
手頃な値段で買える豚と鶏をつかっているため、お値段もリーズナブル。
安価で親しみやすいセミドライソーセージとなっています。

結論、サラミとカルパスの違いは?

・サラミは豚&牛、カルパスは豚&鶏
・サラミはイタリアのドライソーセージ
・カルパスはロシアのセミドライソーセージ

ぱっと見たときに、どっちがどっちか判別しにくいサラミとカルパス。
原料に注目するとサラミは豚もしくは豚と牛肉。
カルパスは豚と鶏肉を混ぜて作られています。
サラミは塩とハーブなどの香辛料を使用していますが、カルパスはラードやゼラチンなど複数の材料を加えているため、カルパスの方が水分量は多め。
ドライソーセージとセミドライソーセージに区別することができます。

・気もちを上げたい日は「サラミ入りピザ」で乾杯しよう
サラミとカルパスには、原料や発祥国の違いがあります。
ロシア生まれのカルパスも良いものの、ザ・イタリアンを満喫したいなら、サラミ入りピザもおすすめ。

『ミックスピッツァ』や『激辛!スパイシーチリピッツァ』には、美味しいドライソーセージがごろごろ入っています。
自分を勇気づけたいとき、家族を励ましたいときに肉系のピザがひとつあると、やる気と勇気が湧いてくるもの。
スパイシーな肉系ピザで、明日の元気をチャージしてみてくださいね!

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