2017.08.25

ピザ雑学

ピザ職人が1人前になるには!プロが学ぶピザ作りの極意について

ピザ生地作り

センス溢れるオシャレな職業として、近年20代から30代の若い男性を中心に人気が急上昇しているのがピザ職人の仕事です。
趣味のワクを超えて1人前のピッツァイオーロ(ピザ職人)として羽ばたくためにはどんな方法があるのか、ピザの作り方の奥義をリサーチしてみました。

いざ勝負、プロになるための道のりとは?

【ピザ職人になる方法】
・国内レストランで修行する
・ナポリの老舗ピザ店へ弟子入りする
・イタリアンの専門学校で学ぶ
・プロの講座を受ける

一流ピザ職人として翼を羽ばたかせたいと願ったとき、ピザの作り方を基礎から学ぶことが大切です。
ネットの動画を見たり料理の本を読みながら独学で学ぶ方法もありますが、最先端で活躍しているプロの多くは、修行や下積みの期間を経てピザ職人として開花しているケースが多いようです。

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国内のイタリアンレストランやナポリの老舗ピザ店へ弟子入りすると、1人前として認められるまでに「最低1年から3年程度」はかかります。
皿洗いやお店の掃除・接客などのかたわら、先輩シェフから薪窯の扱い方・ピザの作り方を教わることが多いようです。
雑用をしながらピザ作りを教えてもらうためスクールなどと比べて時間はかかるように思えますが、より実践に近い環境でピザ作りを学べるため、コミュニケーション力やピザ作りのノウハウなど、幅広いスキルを養えます。

ダイレクトに現場で働くことに抵抗を感じる方は、専門学校やプロが開講しているピザ職人の講座を受けるのがおすすめです。
料理系の専門学校では、イタリアンの専攻コースやピザ専科を開いています。
ピザの作り方を調理実習のカタチで学ぶほか、トマトやオリーブオイルなど食材の選び方・イタリア語の勉強・サイトの運営方法など、多岐にわたりプロとしての志を学べます。
本格的にスクールに入校すると、平均で2年程度の月日がかかります。
学費の目安は2年で250万円から300万円強が多いようです。
もっと手早く玄人になりたい場合は、アカデミーが運営するピザ講座へ入会する方法もあります。
最短で1日から受講できる短期コースもあり、費用の目安は1日あたり3万円前後となっています。

王者をめざせ、一流職人が目指すピザコンテスト

スクールやアカデミー・お店でピザの作り方を習得した後は、晴れて1人前のピザ職人としてお客さんに自慢の腕をふるえます。
先輩や恩師に教わったことをベースに、オリジナルピザのレシピを開発するのも楽しい時間です。
「一流のピザ職人を目指したい」「自分のピザが世界に通用するのか、この目で確かめたい」そう思ったときはピザ職人の大会に出場してみるのがおすすめです。

世界大会や日本大会はあちこちで行われていますが、最高峰と呼ばれているのが、本場ナポリで年に1回開催される「ナポリピザ職人選手権・カプートカップ」です。
世界中のシェフが集まる国際大会では、現地の食材をもちいて極上のピザを焼き腕を競い合います。
大会では各シェフ2枚ずつピザを焼くのが暗黙のルール。1枚は審査員のために、もう1枚は大会を観戦する現地のナポリっ子たちに振る舞われます。
審査員は最高から最低まで5枚のカードを用いて、ピザを評価します。
激戦を勝ち抜いた勝者だけ、グランプリの栄冠をゲットできます。

チャンピオンになるための、旨いピザの作り方

・基本を大切にする
・お客さんの笑顔を思い浮かべる
・挑戦と野望を忘れない

本場ナポリの世界大会や日本国内の選手権でトロフィーがもらえると、ピザ職人としての格も上がります。
「世界大会で優勝した、優秀なピザ職人がいるお店」として知名度もアップするため、お店の評判もグンと良くなります。
一流の大会でグランプリを得るためには、いくつかの条件が必要になります。

ナポリピザは小麦粉と水・塩やオリーブオイル・ドライイーストなど、シンプルな材料のみで作ります。
ナチュラルなレシピだからこそ、少しのバランスで全体の味が大きく崩れてしまいます。
下積みやスクール時代の経験を活かし、小麦粉選びや粉の配合に気を配ること。
薪窯のお手入れや火力をコントロールすること。
基本の姿勢を忘れず、ひた向きに1枚のピザと向き合うことで「本当に美味しいピザの作り方」を実践できます。
ピザ職人としてのプライドを大切にしながら、お客さん目線で目の前のピザを大切に作る。
そんなシンプルな心がけと思いやりが、一流ピザ職人の礎といえるのかもしれません。

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