お餅は日本の伝統食、ピザはイタリアの伝統食ですが、それを一緒にしたお料理があります。
お餅ピザですね。
ピザの具にお餅を使うものと、ピザの生地の代わりにお餅を使ってオーブントースターで焼くものの2種類があります。

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お餅を使うメリット

今、小麦アレルギーになっている人がいます。小麦アレルギーの中には、大人になってからアレルギーになってしまう人もいます。中には、元パン職人という人も。
ピザ生地はというと、強力粉100％や強力粉と薄力粉を混ぜた小麦粉を使っています。
そのため、小麦粉アレルギーの人には、ピザが食べられないということになります。
そこで、お餅を生地にしてピザを作ると、小麦アレルギーの人でも安心してピザを食べることができとても喜ばれます。
特に子どもは、友だちと一緒にクリスマスや誕生会というホームパーティで、ピザを食べる機会がありますね。
小麦粉アレルギーの子どもは小麦粉を使った食品そのものを食べるだけでなく、小麦粉が散っているキッチンで作ったものでもアレルギーを起こしてしまうことがあります。
ピザの専門店では、別メニューとしてお餅のピザを提供することもできるかと思いますが、イタリアンレストランや宅配ピザのお店には、ピザやパスタを調理するために、どうしても小麦粉の粉末が舞っています。
これは、手作りパンのお店も同じです。
お餅のピザをお店で提供するためには、作業台をすべて清掃してから作らなければなりません。
そのため、お店でアレルギー対策用のお餅のピザを作ることはできません。
アレルギーの子どもがいる家庭なら、初めからキッチンで小麦粉の食品を作らないという習慣がありますので、安心して作ることができます。
そんな小麦粉アレルギーの人でも安心して食べることができる、お餅のピザをご紹介しましょう。

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おすすめのお餅ピザ

お餅を生地にするピザには色々なレシピがあります。
最も簡単なものは切り餅の上にトマトソースをぬってベーコンや玉ねぎ・ピーマンのスライスを乗せて、ピザ用チーズをトッピングし、オーブントースターで焼くものです。
ピザトーストの感覚でちょっと小腹がすいた時や、朝ごはん替わりに簡単でいいですね。
お餅の原料はもち米のため腹持ちも良く、野菜やチーズをトッピングすることでバランスの取れた簡単朝食が出来上がります。
普通の磯部餅やきな粉餅に飽きたときにも最適です。
お餅を一切れずつ1人分を焼いてもいいですが、まな板の上に敷き詰めて伸ばし棒で1枚のピザ生地にします。
お正月に余った餅を薄くして上にトマトソースやピーマン、玉ねぎとチーズをのせオーブントースターやフライパンで焼いてください。
1枚にするときに、そのまま伸ばしても固いお餅が1枚になるのは難しいですね。
そこで、お餅をレンジで温めて柔らかくしましょう。
柔らかくなった餅を、オーブンシートの上に乗せて、伸ばし棒で伸ばします。
よりピザらしくするなら、伸ばすときに丸く成型するように伸ばして行くと、よりピザ生地のようになります。

お餅にするとお腹いっぱい

お餅をピザの具にトッピングするというものもあります。こちらは乳製品のアレルギーの人にも食べられる、和風ピザですね。
ピザの生地は、強力粉と水、オリーブオイル、ベーキングパウダーを混ぜて捏ねます。
生地の上にしょうゆベースのソースや明太子、1口大に切ったお餅、長ネギのスライス、刻んだ海苔をトッピングして焼きます。
チーズの代わりにお餅が柔らかく溶けた和風ピザが作れます。
小麦粉とお餅のダブルの取り合わせは、お腹いっぱいに食べたい中高生の男の子にはぴったりです。
和風の味付けですが、チーズをのせても美味しくなります。
乳製品のアレルギーがなければ、チーズをのせてさらに美味しくボリュームたっぷり満足ピザになります。

まとめ

お餅はピザのトッピングにも、生地にもピッタリの食材です。
お正月のお餅が余ってどうしよう、という時にはぜひお餅のピザを作ってみましょう。

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