家庭で食べる人気ピザ1位という条件をアレコレ考察してみました。
なにをもって、ピザ1位を決めるかが、ちょっと難しいものです。
ピザは食べ物ですので、個人の味覚による好みの差が表れますから。
各種通販サイトで売上ナンバーワン＝ピザの1位というのも、変動があるので比較候補から外します。
そこで考えた尺度は、「価格」と「本格度」という2項目に絞って見ることにしました。

家庭で食べるピザだからこそ、家計に優しくなければいけない

例えば誕生日や記念日で、イタリアンなどの専門店で具材の豪華なピザで食事をすることもあるでしょう。
力強いパパ(ママ)の財布の底力に、子どもたちも感謝して大喜びでリッチなひと時を過ごします。
これはこれで、正しいピザの使い方でもあります。
とはいえ、大抵の方々には、毎日続けるわけにもいきません。
年に何回かのアニバーサリーだからこそ、豪華な瞬間が光り輝くのです。

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ピザの1位を決めるのは、そんな豪華な専門店で芸能人御用達のピザではありません。
あくまで家庭で食べる「普段着のピザ」なのです。
ということは、毎日の買い物で買うような食材の感覚に近くなければ意味がありません。
そんな条件を満たすのは、通販の冷凍ピザということになります。
なんといっても、宅配ピザに比べてリーズナブルですから。

ピザの価格を考察する際にデータを比較してみました。
総務省統計局の2015年の消費支出の中から、食費と項目を抽出しました。

【世帯人数ごとの月平均の食費額】
単身世帯　　 ＝40,202円(外食費11,860円、酒類1,917円を含む)
2人以上の世帯＝71,844円(外食費11,986円、酒類3,141円を含む)
総世帯　　　 ＝61,833円(外食費11,944円、酒類2,754円を含む)

これを基に1カ月(30日で1日3食)の1食あたりの平均食費を以下に算出しました。

・単身世帯は約447円
・2人以上の世帯は798円
・総世帯は687円

冷凍ピザの通販のピザ1枚あたりの単価は、上記の1食当たりの金額以下であれば「優しい価格」ということになります。
そうすると、通販サイトの主な上位ランキングでは次のような冷凍ピザの通販業者があります。
単身世帯447円、2人の世帯798円、総世帯687円以下の1枚あたりのピザがあれば、ピザ人気1位の候補になります。
価格はマルゲリータを参照にしました。

・ピザレボ480円(税別)
・薪窯ピザ フォンターナ730円(税別)
・ピザハウスロッソ630円(税別)

リーズナブルな価格で本格的なピザを提供してこそ人気1位の証

リーズナブルなピザなら、例えばスーパーの冷凍食品コーナーにもあります。
ここでは、リーズナブルでいて、本格的なピザを提供する通販サイトの冷凍ピザにスポットを当てます。
本格的なピザとは、職人の手作りによる各通販業者の独自の技術や伝統的な手法をいいます。
ピザの本場であるナポリピッツァの手法が参考になります。
参考までに「真のナポリピッツァ協会」が定めるピザの条件に以下のようなものがあります。

・窯の床面にて直焼きする
・窯の燃料は薪もしくは木くずとする

上記の条件を満たしているのは、主に「薪窯ナポリピザ・フォンターナ」に定評があります。
ピザ人気1位の条件の「優しい価格」と「本格度」のいずれも、高レベルで満たしているわけです。
もちろん、フォンターナ以外の冷凍ピザの通販業者も、みな高レベルの味を提供しています。
人気ピザの1位は、たとえ価格や本格度を満たしていなくても、個人によって変わってきます。
あくまで目安にしていただければ幸いに思います。

多くのピザを食べて、お気に入りの1枚をぜひとも、探し出してください。
それがピザ業界にとっても、大きな励みになります。

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