マルゲリータピザやジェノベーセのパスタなど、日々の暮らしに楽しいカラーを添えてくれるのがバジルです。
焼きたての冷凍ピザのトッピング具材として楽しめるバジルは、ひとつ在るととても重宝します。
今回はペットボトルや台所用スポンジなど、身近な材料で作れる「キッチンバジルの作り方」を大公開します。
薫り高いイタリアンライフのヒントにしてみてくださいね。

水だけでスクスク、土のいらないフレッシュバジル

通販ピザに添えたいフレッシュバジルは、土や鉢が無いと育たない植物と思われがち…。
けれども、ある工夫をおこなうことで「水だけ」で元気に育てることができます。

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・キッチンスポンジに種まき
用意するのは、キッチンの皿洗い用スポンジ。
ふかふかの布団のようなスポンジは、適度に水を吸収してくれるため種まきに適した素材です。
そのまま利用すると種が浮き上がってしまうため、種まきしたい箇所にカッターであらかじめ「プラス印の切れ目」を入れておくことが大切。
1つの切れ目に、種は2個ずつ入れておきます。数センチずつ離しながら種まきをおこない、密封性のあるタッパーに入れたっぷり水を浸しておきます。
水が腐ると植物に悪影響を与えてしまうため、できれば毎朝水は新鮮なものへ取り替えてあげること。
日中は太陽の光があたる窓際へ、夜間は室内の照明がよくあたる場所に移動してあげると、より早く芽が出てきます。

・ペットボトルを切って、クリアな鉢にしよう
元気な芽が伸びてきたら、お手製の鉢に移し替えていきましょう。
今回利用するのは、よくある陶器の鉢ではなくペットボトルの鉢。
透明なペットボトル製の鉢に植え替えることで、見た目の印象もよりクールに涼やかになります。
ペットボトルの鉢を使うとき、土の代わりに利用したいのが水。
土に比べて虫が付きにくく、大切なバジルを病気から守ることができます。
ペットボトルは小さな500mlタイプを使い、上から3分の1のところをカッターで切ります。
切った部分をお椀のように逆さまにして、本体にさし込みます。
お椀の部分に小さくカットしたスポンジとバジルの芽を植え込みます。
ペットボトル本体には、フレッシュでキレイな水を入れておきましょう。
日が経つごとにスクスクと天井の方に向かって伸びる、元気なバジルに会うことができます。

ピザにあう、美味しいバジルの作り方

ペットボトルでハーブを育てるとき、次のような注意点に気を付けると、冷凍ピザにあう爽やかなバジルが作れるようになります。

◇根っこは必ず、水に浸しておく
◇元気のないときは「液体肥料」をつかう
◇暑すぎるところ、寒すぎるところに置かない

水耕栽培でバジルを育てるとき、まず大切なのは「枝や葉にきちんと栄養が届いているか」ということ。
ペットボトルのハーブは根から、ゴクゴク水を飲んでいます。
根が水に浸されていないことには、葉先までしっかり水分を取り込めないため注意が必要。
水が干上がることのないよう気を付けておきましょう。
水道水でも元気に育ちますが「元気がないかな？」と不安になったときは、薄めた液体肥料を入れてあげると、葉っぱが青々と茂りイキイキしてきます。
液体肥料はやり過ぎると小さな体の負担になってしまうため、あくまでサポート役として少量ずつ使うことが基本です。
また真夏に直射日光のあたるところに置いておくと、ペットボトル内が熱くなり枯れてしまうことがあります。
私たちが心地よいと感じる空気や温度で育ててあげると、ハーブもスクスクよく育ちます。
エアコンの送風口やストーブの前など、寒すぎるところ、暑すぎるところに置きっぱなしにせず、ハーブの生育を見ながら適切に水替え・肥料与えをおこなってあげることが大切です。

☆キッチンにバジルなどのハーブがひとつあると、焼きたての通販ピザのアクセントとして大活躍してくれます。
ゴルゴンゾーラと蜂蜜のピザや、クアトロフォルマッジにプラスワンして、あなただけのお気に入りの味を見つけてみてくださいね。

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