2019.07.12
サイドメニュー【ピザのお供におすすめ】野菜たっぷり、ブッダボウルとは?

いつもの食卓に少しだけ変化のスパイスを与えたいとき、試してみたいのが野菜いっぱいの『ブッダボウル』。
 赤やオレンジや緑、レインボーカラーのブッダボウルはピザの付け合わせにおすすめです。
 ブッダボウルのイロハを知って、お洒落なランチを楽しんでみてくださいね。
本日のメニュー
野菜たっぷりが嬉しい、話題の#ブッダボウル
海外セレブの間で密かに話題になっているのが、カラフルな野菜をたっぷり詰め込んだブッダボウルです。
 初めて聞く方は思わず目が点になってしまいそうなネーミングですが、日本語に直訳すると「ヘルシーな野菜サラダ丼」のこと。
 大きめのボウルにキヌアを盛り、その上に縦半分にカットしたアボカドやトマト・パプリカやラディッシュ・ひよこ豆などをてんこ盛り、最後にお好みのドレッシングをたっぷりかけます。
 皿からあふれ出すくらい野菜や穀物・豆やフルーツが載ったブッダボウルは、箸を伸ばすのが勿体なくなるくらいの色鮮やかさです。
 フォトジェニックフード(写真映えする食べ物)として、最近は若い女性にとても人気があります。
・話題のキヌアって、どんな食べ物?
 ブッダボウルの中心核となるのが、日本ではあまり馴染みのないキヌアです。
 キヌア『quinoa』はコロンビアなどの南米で栽培されていて、標高4,000メートル級のアンデス山脈でも枯れずに育つタフな植物。
 マチュピチュで有名なインカ帝国の人たちも「神さまの贈り物」として、キヌアを大切に扱ってきた歴史があります。
 胡麻を小さくしたようなキヌアはポピュラーな茶色のほかにも、パープルやレッド・ホワイトなど品種によって色々な色味があります。
 プチプチとした歯ごたえは地味になりやすい野菜サラダに、愉快なアクセントを加えてくれます。
なぜ「ブッダボウル」って言うの?
日本ではブッダと聞くと文字通り「仏教を開いたお釈迦さん」をイメージするもの。
 奈良や鎌倉の高尚な大仏さまが頭に浮かびますが、どんな関係があるのでしょうか。
・和ブームが生んだ、野菜ボウル
 実は今海外では、隠れた仏教ブームが広がっています。
 畳の上で座禅を組みながら瞑想したり、和紙にお経を書き写していったり…。
 アップル創業者のスティーブ・ジョブズ氏や歌手のマドンナもZEN(禅)の影響を大きく受けていて、日々の日課に座禅や瞑想を広く取り入れているそうです。
 海外では「仏教=肉や魚を食べない文化」という認識が根強くあるため、ヘルシーな野菜サラダ丼のことをいつしか「ブッダボウル」と呼ぶようになったそうです。
 また山のように盛られた丼のシルエットが「ブッダのふくよかなお腹に似ているから」名付けられたという面白い説もあります。
 いずれにしても、ブッダが仏教の仏陀を示していることには間違い無さそう。
 日本の文化を海外流にアレンジしたのが、オリジナルの野菜丼のようです。
ピザと仲良し、野菜丼を作ってみよう!
ライトな食感のブッダボウルは、ジューシーなピザととても良く合います。
 最近では東京や福島にブッダボウルの専門店もオープンして注目を集めています。
 「もっと近場で楽しみたい」という方は、自宅でお手製のブッダボウル作りもおすすめです。
◇ルールは無し、冷蔵庫の余り物でOK
 ブッダボウルには「この野菜を使わなければいけない」という明確な決まりがありません。
 つまり野菜や穀物・豆やフルーツなら、何を入れてもOK。
 ブッダボウル用のお洒落な野菜をわざわざスーパーで購入するのは大変なため、「冷蔵庫の余り野菜」をフル活用するのもおすすめです。
・キヌアの代わりに「豆腐」のアイデアも
 スーパーフードのキヌア、体に良いと分かっていても近所のコンビニやスーパーでは、あまりお目にかかれないもの。
 キヌアの代わりに代用しやすいのが豆腐・春雨・糸こんにゃくなどのベーシックな食材です。
 主食のピザで炭水化物は補えるため、サブであるブッダボウルは完璧にあれこれ詰め込まなくても大丈夫。
 自宅にあるもの、サラダに合いそうな食材を入れれば、あなただけのマイ丼が出来上がります。
【ブッダボウルの作り方】
 ・お好きな野菜やフルーツを、食べやすい大きさにカットする。
 ・キヌアもしくは豆腐の上に、野菜を並べる。
 ・お好みのドレッシングをたっぷりかけて、出来上がり。
☆海外で流行している、ブッダボウル。
 山盛りの野菜がたっぷり入っているため、ボリュームのあるピザとも相性抜群です。
 明日の朝はお気に入りのピザとブッダボウルを合わせて、いつもより優雅なブランチを楽しんでみてください。

