2019.04.17
調理のヒント【フライパンだけ!】冷凍ピザ、最高においしい焼き方は?

ジュクジュクとチーズの踊る音がする、おいしいピザ。
 ウマいピザが1枚あるだけで、その日1日をご機嫌に過ごせます。
 今回はどこの家庭にもひとつはあるフライパンを使って、ワンランク上のピザに仕上げる方法を伝授します。
 プレミアムな焼き方をマスターして、いつも以上にウマいひと皿に出会ってみてくださいね。
冷凍ピザと相性のよい、ベスト・フライパンは?
「お店に出てくるような、ハイレベルなピザを食べたい」
 「プロの焼き方を究めたい」
 そんなときは、フライパンの種類にこだわることも大切です。
・失敗したくないなら、ダイヤモンド加工
 アルミの上に特殊な加工を施したのが、ダイヤモンド加工やマーブル加工・テフロン加工のフライパンです。
 表面に薄い膜をコーティングしているため、多少荒っぽく使っていても焦げ付きにくくお手入れも簡単。
 さっとスポンジを走らせるだけで、簡単に汚れを落とすことができます。
 熱伝導率もとても良いので、忙しい朝でもチャキチャキピザ生地を温めることができます。
 表面に施されたコーティングは2~3年で消えてしまうため「焼き方が悪い…」と感じたら早めに新しいものと取り換えてあげることも大切。
 短命ですがデイリーづかいにぴったりの、愛され系フライパンです。
・ツウの味を究めたいなら、鋳物
 キッチン上級者の方にオススメしたいのが、人気の鋳物フライパン。
 鋳物とはオリジナルの型に溶かした鉄を流し込み、丁寧に作り上げる昔ながらの製法のこと。
 従来の鉄製フライパンよりも扱いやすく、肉や魚をふっくら仕上げてくれるのでとても人気があります。
 弱火調理も得意なため、デリケートな冷凍ピザとも相性はバッチリ。
 中心までじわじわと火を通してくれるので、カリっと香ばしいビストロ風ピザが簡単に作れます。
 アヒージョやチキンの香草焼きなど、サブおかずも上手に作れるので毎日の献立作りを上手にアシストしてくれます。
・大きさは「ややユトリのある浅型」を
 フライパンの種類にこだわったら、次に大きさをチェック。
 鍋の大きさは大きすぎず、小さすぎないものをセレクト。
 20センチ程度の冷凍ピザだったら、少し余裕のある25センチ程度の大きさがオススメです。
 中華鍋のように深みがあり過ぎると、フライ返しで取り出しにくいため、できれば奥ゆきの浅いタイプを選んでおくことと使いやすいです。
 最後に蒸らしを加えてあげたいので、フタ付きのタイプを抑えておくと気持ちよく使えます。
少しの差で変わる、ウマいピザの焼き方
優秀な道具が見つかったら、いざ調理をスタート。
 単純そうに思えるピザ作りですが、少しのコツを知っているか知らないかによって、出来上がりに大きく差が付きます。
◇凍ったまま載せない
 どんなに優れたフライパンであっても、冷たいカチカチの冷凍ピザをこんがり焼くのは至難のワザ。
 あらかじめ3時間くらい前に冷凍庫から出し自然解凍させておくか、電子レンジの解凍機能をつかって常温に戻しておくことが大切です。
 凍っている生地を元の状態に一度リセットしてあげることで、生地がより滑らかになり均一に膨らみやすくなります。
◇油ひきをつかって、オイルを均一に
 冷たいままのフライパンに、ワンスプーンのオリーブ油を入れます。
 油の付いているところ、付いていないところがあると綺麗に焼けないため「油ひき」を使って全体にのばしてあげます。
 油ひきはシリコンや綿で作られたものが使いやすく、万が一油ひきが手元にない場合はキッチンペーパー等で代用するのもおすすめです。
 鍋の表面にオリーブ油を行き渡らせることでオイルの膜ができて、不快な焦げを防いでくれます。
◇フタをつかって、蒸らしてあげる
 フライパンにピザ生地を投入したら、コンロの火をつけます。
 強火でがっと一気に焼きたい気持ちを抑えて、ゆっくり弱火で3分。
 弱火のまま燻してあげることで火の温かさが少しずつ伝わり、ふっくらジューシーな食感を生みやすくなります。
 このとき必ずフライパンにフタをすることも大切。
 フタをすることで庫内の蒸気が逃げないため、適度な水分が保たれて甘みのあるほっくりしたピザを生み出しやすくなります。
 チーズがとろりと溶けたらフタを外して「5秒だけ強火」にし余計な水分を飛ばしてあげます。
 この手間を加えてあげると水っぽさが消えて、食べたときにサクっとした味わいのピザに。
 冷めても美味しい、プロ仕込みの焼き方が完成します。
☆フライパンでもトースターでも、美味しい焼き方が楽しめるのがフォンターナのピザ。
 お好きなセットをオーダーして、お友達やご家族とハッピーな時間を過ごしてみてくださいね。


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