2019.12.04

ピザの具材

【色や香りもイロイロ】ピザソースに合う、バジルの銘柄は？

コクのある風味が、あと引く美味しさのジェノベーゼ。
グリーン色の美しい色合いが、目を惹きます。
ピザやパスタに美味しい香りを届けてくれる「人気のイタリアンソース」です。

緑の葉っぱが愛くるしい印象のバジルですが、実はよく調べてみると従兄弟や親戚の多いバラエティ豊かなハーブ。
ナポリピザに合う種類は何なのか、お気に入りを求める旅に出かけてみました。

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１種類じゃない、驚くべきバジルの世界

ツヤツヤとした元気な葉っぱが、印象的なバジル。
マルゲリータピザやジェノベーゼのパスタ・魚介のマリネなど、イタリア料理を代表するハーブになっています。

葉っぱをちぎると苦くて甘いエキゾチックな香り、「食べたい気持ち」を心地よく刺激してくれます。
もともとはインドや東南アジアなど、暖かい場所で生まれたバジル。

自宅のベランダで育てていると、秋の終わりくらいから元気が無くなることもあります。
夏の暑さに強く、冬の寒さに弱い性質から、寒い季節がめっぽう苦手なのです。

バジルと聞くと1種類だけを思い浮かべるもの。
レモンバジルやホーリーバジル、タイホーリーバジルなど、バジルと名が付くだけでも実に色々な種類があります。

似ているように思えても、それぞれ色や葉っぱの形・芳香が少しずつ違うもの。
シーンや料理に合わせて「お気に入りの1枚」を選んでいくのがおすすめです。

数あるバジルの中から、ピザソースとして合格点のバジルを選んでみました。
こちらのハーブを選べば、明日から「物知りイタリアン博士」になれますよ。

日本でよく目にするのが、バジルの代表格スイートバジル。
本場イタリアでも良く栽培されている品種で、レストランのシェフが好んで使うポピュラーな銘柄です。

淡いグリーン色の葉っぱをしていてクセが強くなく、ハーブが苦手な方でもあっさり食べられる特徴があります。
白くて可憐な花が楽しめるので、ベランダガーデニングにもぴったり。

葉っぱをちぎると、シソに良く似た甘い香りが漂ってきます。
ハンドミキサーでペースト状にし、松の実やにんにく・オリーブ油を足すと、優しい甘さのピザソースが簡単に作れます。

インドでは神様に捧げるハーブとして、大切に育てられているホーリーバジル。
少し紫がかった色合いがポイントで、ギザギザの葉っぱが都会的な印象を与えてくれます。

一般的なイタリアンハーブと比べて、やや芳香のレベルは強め。
葉っぱをちぎると、ぷ～んと濃厚アロマの香りが漂います。
スパイシーでエキゾチックな香りが、存在感をアピールしてくれます。

ホーリーバジルの香りは、お肉や魚の旨みをグンと引き立ててくれます。
ローストビーフや合鴨・信州サーモンなど、「お肉やお魚系のピザソース」としてもおすすめです。

海外の青空市場で、よく見かけるのが「バジリコ」の異名を持つブッシュバジル。
イタリアのマンマ達がピザやパスタのソースとして愛用している、ザ・イタリアンな植物です。

小さな葉っぱがふさふさ茂っていて、鼻を近づけるとケーキに似た甘い香りが漂ってきます。
同時にツンとした心地よい酸味もあるので、甘さと辛さのバランスの取れた非常に使いやすいハーブです。

透明感のある緑色をしているので、イタリア料理の盛り付けにぴったり。
白いお皿の隅にのせてあげると、パセリのように可愛く決まり、さらにピザが美味しそうに見えます。

まとめ
☆ピザソースにおすすめの、個性豊かなバジルをたっぷり紹介しました。
にんにくや松の実・オリーブ油とお気に入りのバジルをミキサーに入れると、オリジナルのピザソースが手軽に作れます。

薪窯ナポリピザフォンターナでは「マルゲリータ・ヴォーノ」「マリナーラ・ヴォーノ」「バンビーノ」「ロマーナ」など人のピッツァに爽やかなスイートバジルを、たっぷりトッピングしています。

太陽の甘みがつまった美味しいバジルは、熟したトマトや濃厚チーズと相性バツグン。
フォンターナのイタリアンピザで、贅沢なひとときをお楽しみください。

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