ナポリと日本、本場の食べ方

ピザの本場、ナポリでは日本ではあまり見ないピザの食べ方をします。
本場の食べ方が正当で日本の食べ方が邪道と言うわけではありませんが、日本人が聞くと驚きそうな食べ方があったため、まとめてみます。

ピザの値段

イタリアではピザ専門店、ピッツェリアというお店がいくつもあり、そこで提供される直径30センチの一般的なピッツァは大体4ユーロ(約528円)が相場だと言います。
日本で食べるなら800円前後するだろうものですが、日常的な食事としてピッツァが食べられている国民食ならではのお手軽な値段なのかもしれません。
伊達に「気軽に食べられるもの」なんて呼ばれていません。

食べ方

日本ではパーティーなどで用いられるピザですが、6等分から8等分に切り分けてみんなで同じ種類を食べるのがよく見る光景です。
しかし本場ナポリのピッツァは、基本的に一人につき一枚を食べきります。
日本やアメリカのピザのようにカッターで切り分け、シェアしあったりはしません。
ナポリのピッツァはパーティー用の食べ物ではなく、軽食や夜食として個人で食べられることが多いのです。
本場ナポリの人からしたら、日本やアメリカの1つのピザをみんなでシェアする食べ方は、物足りないし、味が混ざって満足できないそうです。

しかし、一人で一枚食べきるとなると、かなりのカロリーを摂取しているはず…。
ですが世界の肥満ランキングを見てみますと、イタリアは成人の肥満率17.2%と世界平均値以下、漠然とした情報ではありますが、日常的にピッツァを食べているイタリアの方々には、カロリーの取りすぎで肥満になる方は少ないようです。
日本でも宅配や冷凍ピザなど日常的にピザを食べられる機会が増えていますが、さすがにたくさん食べれば太ってしまいます。

ではなぜイタリアの方々はピッツァを食べても太らないのでしょうか。
そこには日本とイタリアでのピザの食べ方に違いがありました。

耳を残して食べる

イタリア、ナポリでのピッツァを食べる人たちのほとんどは、ナイフとフォークを使い、ピッツァの耳の部分を綺麗に切りとって具の乗っている部分を食べていました。
お皿には丸く切り取られたピザの耳が残っています。
日本では「耳まで美味しい」というキャッチコピーがあるほど、耳も食べてもらえるようにチーズやソーセージを耳に入れ、工夫を凝らしていますが、本場では耳は残すもの、みたいです。
それが常識、というわけでもマナー違反と言う事でもないのですが、確かにこの食べ方ですと一人で一枚なら食べられそうですし、耳に含まれる分のカロリーを摂取していないので太ることも心配にならないでしょう。
イタリアナポリのピッツァは、生地を楽しんでもらうためにトッピングの具材はシンプルなものが多いのでそもそも日本やアメリカのピザと比べてカロリーの量が少ないのかもしれません。

なぜイタリアの人はピッツァの耳を食べないのか

日本からしてみれば、もったいない。と思うかもしれません。
それにイタリアのピッツァって生地を楽しむものだったはずではなかったのだろうか。
調べてみると、全ての人がピザの耳を残しているわけではないという。
しかし食べない人の方が多いとか。
その訳も調べてみました。

「なぜピッツァの耳を残すのか?」

回答1:ピッツァの耳は硬いから食べづらくて嫌い。
回答2:耳は真っ黒に焦げていることもあり、食べたくない。
回答3:柔らかい中心部だけで満腹になれる。それ以上は必要ない。
回答4:味がせず、硬くて食べづらいので無理して食べようとは思わない。

という意見が調べたところ多くの割合を占めていました。
中には好きだから食べているとか、物足りないときは食べている等の人それぞれな意見もありましたが、やはり大多数の人はピザの耳を残しているようです。

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