【宅配ピザの事情】デリバリーと内勤スタッフ、どっちが儲かる?

友だちや恋人と一緒の時間を、ハッピーに盛り上げてくれるウマいピザ。
チーズの香りが濃厚なピザをパクっと食べながら「宅配スタッフと内勤スタッフ、どちらの仕事の方が時給は高いのかな?」と不思議に思ったことはありませんか。
人材難と言われる飲食業界のアルバイト事情を、お金の面からリポートしていきます。

都心部の宅配ピザ店、アルバイト事情は?

東京や大阪など都心にある、大手デリバリーピザショップ。
とある求人サイトを比較して、時給の相場を調べてみました。

・大手宅配ピザ店A店
デリバリースタッフ→時給1,200円
キッチンスタッフ →時給1,050円
ポスティング→時給900円

・大手宅配ピザ店B店
配達スタッフ→時給1,100円
調理スタッフ →時給1,000円
ポスティング→時給1,000円

・大手宅配ピザ店C店
デリバリースタッフ(バイク)→時給1,300円
デリバリースタッフ(自転車)→時給1,200円
内勤スタッフ→時給1,100円

【結果】
・デリバリースタッフの平均時給→1,200円
・調理スタッフの平均時給→1,050円

◇配達スタッフの方が、稼げる!
大手ピザ店3社の求人情報の平均値が、デリバリースタッフで時給1,200円、調理スタッフで時給1,050円という事情になりました。
150円~200円程度の差を付けている店舗が多く、単純に儲かる率で考えるなら「内勤型の調理スタッフより、外勤型のデリバリースタッフ」と断言できそうです。
ただデリバリーの仕事はピザスクーターをスムーズに運転できる「原付免許」を持っていることが最低条件。
原付免許を取得するためには、受験費用や講習代、免許証交付にまつわるコスト(約10,000円)と時間(平均1日)が必要になってくるためご注意を。
原付免許を持っていない人にとっては、免許不要の内勤スタッフの方が、低コストで働けるかもしれません。
店舗によっては自転車のデリバリースタッフ、そして徒歩で稼ぐポスティングスタッフも募集されているため、足腰に自信のある方はこちらもおすすめです。

街のイタリアン店、アルバイト事情は?

続いてチェックしたいのが、お洒落な通り沿いにあるイタリアンレストランのバイト事情。
レストランスタッフにはホールとキッチン、主に2つの仕事がありますが、それぞれ時給の内訳はどうなっているのでしょうか?

・ビストロ系イタリアン店
ホールスタッフ→時給1,100円
キッチンスタッフ→時給1,200円

・バル系お洒落ピザ店
ホールスタッフ→時給1,050円
調理スタッフ→時給1,150円
閉店作業スタッフ→時給1,300円

・カフェ風レストラン店
ホールスタッフ→時給1,100円
キッチンスタッフ→時給1,100円

【結果】
・ホールスタッフの平均時給→1,083円
・調理スタッフの平均時給→1,150円

◇調理スタッフの方が儲かる!
お洒落な通りやショッピングセンターに入っている、イタリアンカフェやレストラン。
宅配をおこなっていない店が多数を占めているため、ホールもしくは調理スタッフの時給で比較してみると、調理スタッフの方がホールスタッフより約100円時給が高いことが分かりました。
金額だけを考えるなら「ホールよりも調理スタッフの方が最短で稼ぐことができる」と言えそうです。
ただレベルの高いお店の場合、調理スタッフとして働くためには「飲食店で働いた経験がある人」を前提に採用を進めることもあります。
調理未経験の人なら、未経験でも受け入れられやすいホールスタッフの方が始めやすいかもしれません。

ピザ店の時給を見ると、経済事情が分かる?

大手宅配ピザ店の時給と、街のイタリアン店の時給をそれぞれチェックしてきました。
実はピザショップのアルバイト時給を見ると、その時々の経済事情がおおよそ判定できることがあります。
一般的にアルバイトの時給が高いときほど、日本経済全体が好調なサイン。
お客さんがたくさん来店して利益が増えていくため、正社員だけでなくアルバイトの時給も自ずと引きあがってきます。
反対に経済が下火になってくると、お客さんの消費意欲が薄れて「ピザを頼もう」「ピザを買おう」と思う人が少なくなるため、お店の利益は減少。
アルバイトの時給は下がる傾向になっています。
今の日本の経済事情がどうなっているのか知りたいときには、近くのピザ店のアルバイト相場を見てみることがオススメ。
身近な数字から、街の景気判断ができるかもしれません。
求人情報誌の見方が、少しだけ変わってきそうです。

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