2021.06.28

調理のヒント

ピザの焼き時間がひと目でわかる🍕オーブンのクセを読む方法とは?

「キッチンに立つのは好きだけれども、ピザの焼き加減に自信がない…」

そんな方におすすめしたいのが、ピザ生地のタイプや扱う調理器具にあわせて、温度や焼き時間をコントロールするやり方です。

焼き時間がピタリと合うと、生焼け焦げ付きがなくなりベストな状態で、おいしいピザを味わえますよ。

もっちりパンタイプのピザの焼き時間は?

200℃のオーブンで焼き時間は約10分~15分

ふんわりホットケーキのようなパン生地のピザは、分厚いクラストが特徴的。もっちりとした、お餅のような柔らかさがウリです。ほっそりスリムなナポリ風のピザ生地と比べて、ふくよかなパンピザは、内側までしっかり火を通す必要があります。

手作りのタイプであれば、焼き時間の目安は「200度のオーブンで約10分~15分」。市販のピザパンであれば、トースターで5分程度焼くのが美味しさの目安です。

🔗オーブンの種類でピザの焼き時間が違う【オーブンレンジとガスオーブンを比較】|ピザブログ

レシピ本にある「オーブンのクセ」とは?

ちょうどよい焼き時間を知るときに、抑えておきたいのが「所有しているオーブンの性質を知る」ということ。例えば180度で10分焼くという、レシピ本に載っている記述。

この時間ぴったりに焼いても、火力が強すぎて一部が黒焦げになってしまったり、中の具材まで火が通らずフニャフニャの仕上がりだったり、理想どおりのスタイルが作れないこともあります。

この「思い通りに焼けなかった」というのが、実はあなたのオーブンの性格。年式や火力の強さ、庫内の形状・ブランドによって、微妙な焼きズレが生じることがあるのです。

「我が家のオーブンの性格はどうかな?」と不安に思ったときは、焼いている間に小窓を覗いて、ピザの焼き具合を確認してみること。火力が強くて焦げそうと思ったときは早めに引き上げ、生焼けが気になるときは数分足してあげるとちょうど良く収まることもあります。

ちなみに左右の焼きムラがある場合は、どちらか一方の火力のみ強いというオーブンの癖が隠れていることもあります。10分焼くなら5分焼いて天板を反転させるなど、少しの工夫をしてあげることで「お店の味」に近づけることができます。

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サクふわナポリ風ピザの焼き時間は?

220℃のオーブンで約6分~7分

コルニチョーネがふっくら盛り上がったナポリ風ピザは、日本人が大好きなイタリア料理のひとつです。ソフトなピザパンと比べて、ナポリ風ピッツァは厚すぎず薄すぎない食べやすいフォルムが特徴です。

本物のナポリピッツァは400度~500度の熱々の薪窯で、1分半ほど焼いて作ります。家庭用のオーブンでここまで高温で焼くのは難しいため、220度のオーブンで約6分~7分程度焼き様子をみます。

美味しく焼くためには、できるだけお店の薪窯と同じような環境を作ってあげることが、小さなシェフになるための極意。業務用と比べて火力が弱いご家庭のオーブンやトースターを使うときは「予熱のチカラ」を利用して、空間をあらかじめ温めてあげることも大切です。

空間にまんべんなく熱を行きわたらせてあげることで、庫内の焼きムラを防ぐこともできます。

🔗冷めてカチカチになったピザ、最強の温め直し方は?|ピザブログ

意外と知らないオーブンの「予熱」のやり方は?

ピザの美味しい焼き時間を知る上で欠かせないのが、オーブンやトースターなど調理器具の予熱の方法です。予熱とはピザを焼く直前にあらかじめ庫内を温めておき、温かい環境を作っておくひと手間のこと。

冷えた状態のオーブンやトースターにピザを入れると「設定温度」に達するまで一定のロスタイムが生じるため、うまく焼けない・具材に火が通らないなど、ありがちな失敗も生まれやすくなります。

こうしたミスを埋めてくれるのが予熱です。オーブンの場合は「予熱あり」ボタンを押し、火力を十分に加えてあげること。トースターの場合は数分空焼きの状態にして、庫内を軽く温めてからピザを投入します。

予熱を意識して調理すると、ご家庭のピザの食感は数倍おいしくなります。お店で食べたあの食感が家庭のキッチンでも再現できるため、覚えておいて損はない調理ワザです。

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