2017.05.20

ピザ雑学

ピザの名前の由来~pizza 日本でも最近の流行りはナポリピッツァ!

マルゲリータブッファラ

みなさん、ピザの名前って考えたことはありますか?
ピザは日本でも、もはや「国民食」といっていいほど、広く浸透している食べ物です。
日本の最近の流行りは、ナポリピッツァです。
あまりに身近な存在すぎて、ピザの名前の由来まで考えたことって、あまりないですよね。
とうことで、ここでピザの名前の由来を調べてみました。

ザ・ミステリアス!ピザの語源は日本の平安時代にさかのぼる?

ビザの名前の由来をひも解いていくと…、実はよく分かっていないのです。
それでは話が終わってしまうので、ピザの語源とされる複数の諸説を見ていきます。

基本的な事項として、ピザ=pizzaの表記はイタリア語ですが、英語でも全く同じスペルになります。
発音もほぼ同じで「ピッツァ」に近い感じになり、この発音がグローバルスタンダード(世界標準)になります。
日本での呼び方は少々異なりますが、世界制覇をしているという点でピザの連帯感はすごいですよね。

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ピザの名前の由来ですが、「pizza」という言葉が最初に出てきたのは997年という説があります。
南イタリアの南部でティレニア海に面しているガエータという人口20,000人ほどのマチで、ラテン語で書かれた文献に出てきます。
これが、現在のpizzaになった、という見方もありますが、実情は不明です。

ちなみに当時の日本は平安時代の初期で、貴族たちが蹴鞠に興じていた時代です。
もちろん、この時期に日本には、ピザのピの字もありませんでした。
というよりも、欧米とは互いの存在感すらも分かっていなかったのですから。

ピザの語源は諸説さまざまで、現在の名前のヒントになりそう

ピザの名前につながる語源を見ていきます。
中には後付けのような感じの意味合いもありますが、妙に納得する諸説が多くあります。

1)イタリア語

・引っ張るを意味する「pizzicare」でオーブンから素早く取り出すためといわれる

2)ドイツ語

・一口を意味する「bizzo」や「pizzo」で、6世紀半ばにイタリアに侵入したゲルマン系民族がもたらした。
(オックスフォード英語辞典では確実とはいえないが、この諸説を紹介している)

3)ラテン語

・平につぶすを意味する「pinsa」
・パンの焦げを意味する「picea」

4)古代ギリシャ語

・投げるを意味する「pissa」
・麦の糠を意味する「ptea」
・発酵させた生地を意味する「pikate」→ラテン語「picta」→俗ラテン語「pitta」へ語形変化

1)の「pizzicare」がピザの名前の由来に近そうな気がします。
引っ張るは、生地を伸ばす(引っ張る)にも意味がとれそうなので、かすっているのではないかと思います。
とはいえ、ここに挙げた諸説を証明することができないので、いろいろ当てはめてみるのも楽しいですね。

ナポリピッツァは日本のスタンダードなピザ

日本人をはじめ、欧米でもピザの基本がトマトソースとモッツァレラチーズ(水牛の乳が主原料)の組み合わせです。
日本でピザといえばコレです。

ピザ協議会(事務局・東京)によると、16世紀後半から17世紀にかけて、トマトとモッツァレラチーズのトッピングが、イタリア・ナポリの町で急速に広がったと記しています。
ナポリピッツァの不動のトップは、トマトソース・モッツァレラチーズ・バジルのシンプルな具材の「ピッツァ・マルゲリータ」です。
緑・白・赤のコントラストが、イタリア国旗と同じことから、イタリア王妃のマルゲリータが気に入り、これに由来して名づけられました。

究極の2択!マルゲリータ・ブォーノVSマルゲリータブッファラ

日本初の宅配ピザが1985年に誕生すると、ナポリピッツァの人気が急上昇しました。
2006年9月に「真のナポリピッツァ協会日本支部」が設立されるまでになりました。
今日に至るまでナポリピッツァの普及・発展に向けて、全国各地でイベントや啓発活動を展開。

日本の味覚に合うように改良も重ねられ、老若男女全てに愛されるナポリピッツァが、日本の食卓を飾るまでに浸透してきました。

 

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