2017.05.24

ピザ雑学

ピザの発祥の地ってどこ? これで解決ピザの誕生について

港

いつも何気なく食べているピザ、発祥にまつわる知られざるヒストリーについて、興味をもったことはありませんか。
知れば知るほどいつものピザが美味しく感じられる、とっておきのストーリーをご紹介します。

3千年以上前に生まれた、元祖ピザ

ピザの発祥やルーツを辿ると、遡ること今から3千年ほど前。
イタリアの小さな島サルディーニャ島で平らなパン生地をつくったのが元祖・ピザの始まりといわれています。
その後古代ギリシャ時代には平らなパン生地の上にオリーブやニンニク・玉ねぎなど好みの具材をトッピングし、ピラコウスとして頂いていたと伝えられています。
今のようにエビマヨや照り焼きチキンなどボリューミーな内容ではなく、パン生地本来の旨みを味わうシンプルな味つけがメインだったと考えられています。
3千年以上も前から、ピザ生地の原型がつくられていたなんて、そのルーツの深さには驚かされますね。

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イタリアのソウルフード「フォカッチャ」

1600年代くらいまでのピザは、小麦粉と水を練った淡泊な生地に、こってりしたラードなどの脂肪分をプラスしたもの。
薄く伸ばし火で焼いた生地はフォカッチャと呼ばれ、庶民のおやつとして親しまれました。
イタリア・ナポリでは、このフォカッチャを売る屋台が軒をつらね、一大ブームに。1750年代になると、フォカッチャにトマトソース・ニンニク・オレガノ・オリーブオイルを加えアレンジした「マリナーラピザ」が誕生するようになりました。
イタリアの言葉で「船乗り」という意味をもつマリナーラは、その名の通り漁師さんのリクエストにより作られたピザのこと。
シンプルながらオレガノとニンニクの香り高いマリナーラは、薪窯ナポリピザ フォンターナでもファンが多い人気ピザのひとつです。

ナポリピザの王道マルゲリータに継ぐ「マリナーラ」~名前の由来あれこれ

マルゲリータ王女が愛した、ナポリピザ

1889年イタリア国王と王妃マルゲリータが静養でナポリを訪れたとき、当時のピザ職人から献上されたメニューが、トマトとモッツアレラ・バジルを載せたマルゲリータピザ。宝石のようなトマトを赤に、夏風のような爽やかなバジリコをグリーンに、芳醇なモッツアレラチーズをホワイトに。
まるで赤緑白のイタリア国旗を想わせるトリプルカラーは、一躍ときの話題に。
「マルゲリータ」と王妃の名前がついたピザは、世界中に愛される、ナポリ指折りのメニューになりました。
濃厚なトマトジュースを使った薪窯ナポリピザ フォンターナのマルゲリータピザは、歴史に想いを馳せる濃厚な逸品になっています。

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アメリカの一大ピザブーム

イタリアで生まれたピザは、その後イタリア移民によってアメリカに運ばれます。
マンハッタンに築かれたリトルイタリーの街には、本場ナポリを連想させるようなピザのお店が次々に誕生。
ボリュームたっぷりの具材やチーズをたっぷり載せたアメリカ風シカゴピザも、このころ発祥したといわれています。
1960年代になるとアメリカ国内で、冷凍ピザ1号店がオープン。
調理時間がゼロ、気軽に自宅にストックしておける冷凍ピザは、アメリカ市民のライフスタイルにもマッチ、急速に市民の食卓に浸透していきます。

東京オリンピックで開花、日本の美味しいピザ文化

1964年東京オリンピックが開催されると、お祭りムードも手伝って海外の珍しい文化や食が日本に伝わるようになります。
アメリカから輸入された冷凍ピザも、この頃日本国内で販売がスタート。
自宅にいながらレストランの味を再現できる冷凍ピザは、日本の多くの家庭で親しまれるようになりました。
その後、レシピやメニューもアレンジされ、今では選びきれないほど豊富なメニューの冷凍ピザが、手軽に楽しめるようになりました。
冷凍ピザは、日本人が大好きなソウルフードのひとつになっています。

 
何気なく味わっているピザには、数えきれないくらいの多くの歴史が詰まっています。
ピザ発祥にまつわるエピソードに触れると、今日いただくピザも更に美味しく味わえるから不思議なもの。
知れば知るほどもっとピザが好きになる…ピザの世界は本当に奥深いものですね。

ナポリの漁師さんがこよなく愛する「マリナーラピザ」やイタリア国旗「マルゲリータピザ」は、薪窯ナポリピザ・フォンターナでも好評メニューのひとつ。
カルボナーラやアラビアータなど生パスタと組み合わせて、笑顔あふれるひとときをお過ごしください。

 

 

 

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