2018.04.04

調理のヒント

ピザの温め直しで大失敗、残り物と思わせないリメイク術

シーザーサラダ

時間が経って冷めたピザ、うっかり温め直しすぎてパサパサ&カチカチに…。
こんなピンチを救ってくれるのが、失敗ご飯をおいしく変身させてくれるリメイク技です。
少しのステップを踏むだけで残りものも美味しく大変身、「温め直しのミス」を無かったことにしてくれます。
ゴミ箱にポイしなくても良くなるため、ありがちな罪悪感もかき消され、気持ちのいい暮らしを過ごせるようになりますよ。

持ち帰りピザの上手な温め方🍕冷めたピザが驚きの美味しさに!

リメイク1.シーザーサラダのクルトン

・カリカリの食感が嬉しい、おしゃれサラダ
オーブンやトースターで温め直し過ぎたピザは、サクサクの食感を長所に活かしてクルトン風にアレンジを。
1.5センチや2センチ程度の大きさにカットして、水菜やロメインレタス、ミニトマト、グリーンリーフなどの緑の野菜とあえます。

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トロトロの温泉卵をかけ、マヨネーズやオリーブ油、牛乳とレモン汁を加えたシーザードレッシングを垂らせば、カフェ風のおしゃれなひと皿に。
火を加えすぎてカリカリに固くなったピザ生地も、ドレッシングの油分と水分でしんなりフレッシュに蘇ってくれます。

【ポイント】
温泉卵ならぬポーチドエッグは、沸騰したお湯に少量のお酢を加え卵を茹でることで手早く作れます。
完熟のゆで卵と比べてしっとりしたポーチドエッグは、時間が経って固さが気になるピザともよく合いますよ。

リメイク2.伊のマンマの味、リボリータ

・たっぷりの野菜と豆で煮込む、しっとりスープ
イタリアで古くから作られている、トスカーナ料理のひとつがリボリータ。
トマトやひよこ豆、玉ねぎなどお好きな野菜をコトコト煮込む、フランスのラタトゥイユに似たレシピです。

ホーローの煮込み鍋に、オリーブ油で炒めたニンニク・お好みの根菜類と豆を入れ、温め直しすぎたピザ生地を砕いて入れます。
野菜と生地が柔らかくしんなりしたら、コンソメと塩コショウで味を調えてできあがり。
食べる直前にミルキーなパルメザンチーズを山盛りふりかけると、さらに美味しく味わえます。

【ポイント】
ソーセージやハムなど、お肉料理とも相性のいいリボリータ。
そのため照り焼きチキンや生ハム・ソーセージが入った「ミート系のピッツァのリメイク」としてもおすすめです。
大麦やレンズ豆など歯ごたえのある食材を加えると、よりいっそう深い味わいになります。

リメイク3. お口直しにも、ピザプディング

・卵と牛乳の素朴な味わい、イギリス風スイーツ
もともとはイギリス貴族たちに愛されていたプティング。
もともと小麦粉と卵・牛乳でつくるプティングは、温め直しすぎたピザ生地でも代用できます。

固くなったピザを食べやすい大きさにカットし、グラタン皿など耐熱性の容器に敷き詰めます。
卵と牛乳・砂糖を泡だて器でよく混ぜ合わせ、生地の上に流し込みます。
予熱したトースターで、焦げ目がつくまで焼けば完成。
お好みでシナモンやメープルシロップ、バニラアイスを添えると、さらに美味しさが輝きますよ。

【ポイント】
デザート風のプティングは、チーズ系のピッツァと相性が合います。
例えば「ゴルゴンゾーラと蜂蜜のピッツァ」「大人のクアトロフォルマッジ」などクリーミーな食感のピザのリメイクにおすすめ。
生地の固さが気になるときは、卵と牛乳・砂糖液にひたす時間をやや長めに。
液が中まで染み込み、さらにモッチリした食感になります。

4種類のチーズが良く合う、「クアトロフォルマッジ」について

リメイク4.彩りゆたかにお色直し、キッシュ

・固めのピザも、やわらかタルト生地に大変身
フランス・ロレーヌ地方で、おやつ代わりによく食べられているキッシュ。
温め直しが上手くいかなかったピザ生地を、キッシュのタルト生地代わりに応用できます。
ほうれん草やトマトなどお好みの野菜をバターで炒めて、卵とたっぷりの生クリームとあわせます。
丸い耐熱容器の底に小さくカットしたピザ生地をしきつめ、先ほど作った野菜と卵の液をたっぷりかけ、とろけるチーズをオン。
200度に予熱したオーブンで、10分強焼き完成です。

【ポイント】
トマトやクリーム風味など、どんなピザ生地とも仲良しなのがキッシュ。
牛乳ではなく旨みの強い生クリームを使うことで、よりリッチな仕上がりになります。
ヘルシーな食感を味わいたいときは、豆乳に替えても風味よく仕上がりますよ。

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